太陽電池評価、耐光試験、車載センサ評価等に!
部品・製品開発の効率化や開発期間の短縮を実現。
製品動画
特長
試験に応じた性能で低価格を実現!
太陽電池の試験によってソーラシミュレータのグレードが決まります。まずはお客様の試験内容をお知らせください。試験のレベルに合わせて最適な性能をご案内いたします!
キセノンランプを使用したソーラシミュレータは、より太陽光の特性に近づけるために光学系統を作り込んでいたり、時間変動率の改善のためのフィードバック系統を盛り込んでいます。そのため価格も非常に高価で、装置も大型となります。
しかし、SML-2Kシリーズは、耐久試験に特化することにより、JIS等級 「場所むら Cクラス」「時間変動率 Bクラス」「スペクトル合致度 Bクラス」という新たなグレードを設定し、導入コストや維持管理費を最小限におさえながら、耐光試験の効果を最大限に実現することが可能になりました。
2000時間の連続照射が可能
長時間試験では連続照射時間が試験の効率に非常に重要なポイントです。AAAシミュレータはキセノンランプを使用しますが、キセノンランプの寿命は1000時間です。
SML-2Kシリーズは、メタルハライドランプを使用しております。このメタルハライドランプの寿命はキセノンランプの2倍の2000時間です。ランプの価格もキセノンランプより安価です。
ランプ交換等の簡単メンテナンス
AAAシミュレータは場所むらを±2%以内(Aクラス)に合わせるよう、「ランプ取付調節機構」「光軸調節機構」を盛り込んでいます。
SML-2Kシリーズはこの2つの機能をなくしたので、ランプを取り付けたらほぼ調整なしで場所むら±10%以内(Cクラス)を実現します。
カスタマイズが自由自在
その他にも下記の様なカスタマイズ例があります!
- 照射範囲を広くしたい → 標準は1灯式であるところ灯数を増やし、照射範囲を広げました
- 設置面積を小さくしたい → 恒温槽と光源の制御装置を一体化し、小型化しました
- 横向きに照射したい → 標準は下向きですが構造を見直し、横向き照射可能としました
AAAクラスのソーラシミュレータから簡易太陽光照射装置までお客様のご要望に合わせた太陽光を1台から完全カスタマイズで製作します。
用途
- 太陽光温水
- 視認性試験
- 断熱材の昇温試験
- ADAS(先進運転支援システム)向けセンサー・カメラの開発・評価
- 自動運転システム向けLiDARの開発・評価
- 自動運転機能開発時の車内へ差し込む太陽光の再現
- オートライトセンサの評価
- 850nmや940nmなどの近赤外域に感度を持つセンサ・カメラなどの研究開発
- 近赤外を使用する測定装置の開発・評価
- 自動車用光センサの評価
- ヘッドアップディスプレイ(HUD)の評価
- ディスプレイの視認性評価
- 距離センサの開発・評価
- 赤外線カメラの開発・評価
- 3Dイメージングの開発・評価
- センサー開発時の屋外での外乱光の影響の再現
- 車載センサの耐久試験
- 車載カメラの逆光条件対策(評価)
- 車載カメラの視野内輝度ムラ評価
- ディスプレイの視認性評価
その他疑似太陽光の再現に!
導入例
- 電機系メーカー
太陽電池の研究開発、液晶パネルの評価試験 - 材料系メーカー
溶剤の耐光試験 - 薬品系メーカー
化粧品の光毒性試験 - 研究機関
光遺伝毒性試験、人工衛星搭載太陽電池評価
分光分布
概略仕様
型式 | SML-2K1 |
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入力電圧 | 1φ200V 50/60Hz |
入力電流 | 12A |
有効照射範囲 | 300×300mm |
放射照度 | 100mw/cm2以上(300~2500nm) |
照度調整範囲 | 100~50%(無段階) |
場所ムラ | ±10%以内 |
冷却方式 | 強制空冷 |
使用温度範囲 | 0~30℃ |
使用湿度範囲 | 0~90% |