おいセンサー(Obre)

においを特定の含有物質単位でなく、全体としてとらえるセンサー。ラボ環境でなくても、対象のにおいを90秒で分析。

特長

コンパクトサイズ

高性能かつコンパクトなサイズのため、あらゆる場所や条件下での測定に対応可能です。

外形寸法:縦165mm×横80mm×厚さ25mm

おいセンサー(Obre) コンパクト

測定時間を自由に調整可能

設定可能な範囲で自由に測定時間を調整することができます。におい成分の取得時間は任意の範囲で設定可能です。

また、測定前後にクリーニング機能を搭載しており、任意の時間で設定可能です。

おいセンサー(Obre)

データの可視化

16個のQCM(水晶振動子)の表面に搭載した16種の官能膜に、におい物質が付着すると周波数が変動し、その変化からにおい物質を捉えます。

センサーで測定後、データは即時にiinioi® coudに転送、保存され、いつでも確認できます。

おいセンサー(Obre)の測定結果をiinioi® coudに転送

iinioi® cloud

iinioi® cloud

「iinioi® cloud」とは、様々なにおいデータを蓄積する次世代型プラットフォームです。

センサーで取得したデータを応用して多様なAIモデルでお客様のニーズに対応します。

異常検知AI

においの異常を判別するAIです。

人間の鼻で嗅ぐことでしか判断がつかなかった「異常」が、センサーでにおいを測るだけで簡単に判別できます。

官能評価AI

においに対する人間が感じる感覚を予測するAIです。評価用語は任意に設定可能です。

においセンサーで、評価したい対象のにおいを取得するだけで、簡単に人間の評価が予測できます。

識別AI

においデータを用いて識別AIモデルを学習し、学習済みモデルでにおいを識別する機能です。

センサーで取得したにおいがなんのにおいであるかを判別するAIです。

判別したいにおいをセンサーで測定するだけで、AIが何のにおいであるか予測します。

調香AI

自分が作りたい香りをイメージするキーワードとその強さを入力すると、香りのレシピを出力するAIです。

香料に限らず、ハーブティーやスパイスなど、ブレンドして香りを楽しむものであればすべてに適用可能です。

キーワードの入力からレシピの出力まで、わずか数十秒で実現可能です。



概略仕様

測定対象 香気成分、におい成分
測定原理 QCM(水晶振動子)によるにおいAI判定装置
表示方法 iinioi® cloud(Web)、iinioi® app(android)
外部出力 iinioi® cloudとの連携
外形寸法 縦165mm×横80mm×厚さ25mm(測定用のノズルを除く)
消費電力 15W(最大)