Q
IM−3のアナログ出力での注意事項は?
A
IM−3でアナログ出力を行う場合は、照度レベルが変化するとレンジが変わることがありますので、測定光が大きく変化する場合にはレンジをホールドして下さい。(アナログ出力で、照度に換算する場合には、出力電圧とレンジ情報が必要です。) IM−3のレンジホールドの仕方は下記の通りです。
- 電源を入れる
- アナログ出力プラグをIM−3に取り付ける。
- 受光窓に測定光を入射させ、表示を適正なレンジにする。
- ホールドボタンを押すとその時のレンジをホールドして測定状態となります。
出力電圧1mVに対する各レンジの照度は、下記の通りです。
- レンジ1→ 0.01 lx
- レンジ2→ 0.1 lx
- レンジ3→ 1 lx
- レンジ4→ 10 lx
- レンジ5→ 100 lx
尚、IM-3 / IM-3M 後継機に当たる、デジタル照度計 IM-600 及び、IM-600M では、アナログ出力電圧は表示範囲の最大値が1.998V となるように校正されています。表示分解能は各レンジにより異なります。マニュアルレンジを使用した場合、最大出力電圧は3V ですので、表示範囲以上の測定ができます。(レンジ6を除く)例えば、レンジ1 を選んだ場合は、0.005~15lxまで測定できます。本体表示窓は1.998V 以上ではE2 の表示となります。また、デジタル照度計IM-5 / IM-5M及び、IM-3 / IM-3Mは販売・サポートともに終了をしている製品となりますので、後継機種への切替をご検討下さい。