Q
積算照度の考え方
A
積算照度とは測定時間内に照射される累積の照度値である。
- 1-1.左図で1時間経過後の積算照度は
- ① の場合:6*10/60=1(lx・h)
- ② の場合:1*60/60=1(lx・h)
- 1-2.左図で30分経過後の積算照度は
- ① の場合:1. 10/60=1(lx・h)
- ② の場合:1*30/60=0.5(lx・h)
- 2. 5(lx)、10(lx)、6(lx)を10分づつ照射した場合の積算照度(30分以上経過後)
- 5lx 10分→ 5*10/60
- 10lx 10分→10*10/60
- 6lx 10分→ 6*10/60
■紫外線強度計の積算放射量測定の場合
紫外線の積算放射量(mJ/cm2)も考え方は同じである。
- 但し1(mw・h/cm2)=36000(J/m2)
- =36000000(mJ/m2)
- =3.6(J/cm2)
- =3600(mJ/cm2)
- ※積算値の表示にはオプションのキーボードユニットが必要です。※IM-5(生産終了)、UVR-2(生産終了)
《後継機種のご紹介》デジタル照度計・紫外線強度計(対象シリーズ:IM-3/ IM-5 / UVR-1 / UVR-2)
【デジタル照度計IM-600、演色照度計IM-1000、紫外線強度計UVR-300にはキーボードユニットは無くなり本体キーボードにて対応可能です。】
- ※積算値は0.5秒に1回毎の測定値から演算します。
- ※積算モードで測定中は積算照度(紫外線強度計の場合は放射量)、積算時間を2秒間隔で表示します。
- (積算を中止した場合は0.5秒間隔で交互に表示)
- ※積算モードで測定中他の測定モードに切り替えても積算は継続いたします。