目視検査を簡単に。色・質感の一致度をその場で測定!人が見える色を忠実に測定するハンディ型2次元色彩計塗装部品や部材の組立時の色合わせや、美容・衣類などの色診等に

 PPLB-500B ハンディ2次元色彩計の特徴

PPLB-500Bの特徴

現場で簡単に色彩測定が可能!ハンディ二次元色彩計 PPLB-500B
ハンディ二次元色彩計 PPLB-500B
  • 『2次元(面)』で測定が可能。各ピクセル毎のLab値を測定します。
  • 基準品と検査品の任意エリアでの⊿E、⊿L、⊿a、⊿b値の比較がすぐに出来ます。保存データを呼び込み比較も可能。
  • 『色分布一致度』を確認可能。※ピクセル毎の色情報をxy色度図 にプロットし積算データの重なり具合で一致度を確認。
  • ドーム照明で暗室不要
  • バッテリー駆動でコードレス
  • 人の目の感度で測定が可能。

2次元で測定(面測定)、ピクセル毎の色度データ取得可能

PPLBカメラではピクセル単位で色情報を取得しています。下の例では、取得した画像の任意のエリアの色度分布が色度図上にマッピングされています。

二次元色彩計で取得した画像から選択したエリアの色分布取得イメージ

二次元色彩計の色度分布取得

色分布一致度とは・・・基準品と検査品の色の分布度合いを比較可能!

色分布一致度とは

独自の判定方式です。測定領域の1 ピクセル毎の色情報をxy色度図 にプロットし積算データとして表現します。(右図は色の積算データの3Dイメージ)基準品と測定対象のデータを比較し、積算データの全体に対する重なり合った割合を「色分布一致度」と呼びます。

色分布一致度の説明

「色分布一致度」とLab値や⊿Eとの違い

⊿Eは平均値で算出したLabを使用するのに対し、色分布一致度は広範囲の色の積算データ(平均化していない)をそのまま比較します。

色分布一致度とLab値や⊿Eとの違い

表の通り、上記①~③の測定物の平均Lab値の測定結果は見た目に比べて違いが少なく、①を基準に①-②と①-③の⊿Eはほとんど変わらず低い値になっています。それに対して、色分布一致度(%)を見てみると値は大きく変わっている事がわかります。

 PPLB-500B 導入例

車両検査場での導入例

Step①タッチパネルを見ながら位置を合わせて撮影。簡単操作でデータを取得。

車両のボディパーツ色の色合わせ

Step②その場でデータ確認。基準画像と検査画像の比較が行えます。

車両のボディパーツ色の色比較結果

用途

  • 自動車・部品組立:異種材料のパーツ色合わせなど
  • 建築・建設:住宅建材などの色合わせなど
  • 美容・化粧品:毛髪の色診など
  • 繊維・衣類:衣類の色合わせなど

概略仕様

機種 PPLB-500B
有効画素数 約200/300万画素
ビデオ出力 10bit
シャッタースピード 1/10,000sec~1/15sec
積算時間
30 フレーム
S/N比
56dB
撮影範囲 約50mm~60mm
本体サイズ
W220×D340×H300mm(タブレット含まず)
質量
約2kg