小型 原子間力顕微鏡(AFM)

設置面積70x30cm
コンパクトな原子間力顕微鏡

製品動画

製品概要

ezAFMはコンパクトな原子間力顕微鏡(AFM)です

40x40x4µmと120x120x40µmの2種類のスキャンヘッドオプションを用意しています。

このコンパクトな原子間力顕微鏡は、倒立型光学顕微鏡との一体化やグローブボックス内での使用も可能です。ezAFM CONTRPLLERの設置面積はわずか15×15cmです。

試料は手動で移動させることができますが、オプションで電動または手動の試料ステージを提供することもできます。

XY手動サンプルポジショナーは2×2mmの範囲で10μmの分解能、XY電動サンプルポジショナーは38×38mmの範囲で1μmの分解能です。

各種スキャニングモード

  • コンタクトモード
  • ダイナミックモード(タッピングモード)
  • 水平力顕微鏡(LFM)
  • 磁気力顕微鏡(MFM)
  • フォース・ディスタンス(f-d)分光法

特徴

堅牢かつ柔軟

ezAFMの設計により、簡単に、安全にかつ頻繁にスキャンヘッドを交換することが可能です。

各システムは、異なるスキャンサイズ、Zレンジ、または空気/液体媒体用のスキャンヘッドを持つことができます。

使いやすさ

多くの市販AFMでは、カンチレバーを交換するたびにレーザーとフォトダイオードを再調整する必要があります。

本製品はアライメントチップをスキャナヘッドに組み込むことで、カンチレバーがレーザービームに対して正確に位置決めされ、レーザーやフォトダイオードを再調整する必要がありません。

コンパクトで持ち運びに便利

ezAFMは、わずか70cm×30cm(ノートPCを含む)の設置面積で、作業スペースを取りません。

軽量で、耐久性のあるペリカンケースに収納されており、持ち運びや保管が簡単です。

また、環境制御が必要な場合には、グローブボックスに入れることも可能です。

高い汎用性

ezAFM用に2種類のスキャンヘッドを提供しています。

ezAFM120スキャンヘッドは最大120x120x40µmのスキャンエリアを持ち、粗い表面のサンプルに最適で、Z軸分解能は0.2nmです。

40μmのZレンジはほとんどの市販システムよりはるかに大きく、繊維、紙パルプなどの波状サンプルのイメージングに適しています。

一方、ezAFM40 スキャンヘッドは、最大スキャンエリアが40x40x4µmで、分解能は0.02nm(Z方向)であり、単層グラフェンの表面をスキャンすることが可能です。

さらに、ezAFMの典型的なサンプルサイズは10x10x5mmですが、非常に大きな表面を画像化するために容易に再構成することができます。