液柱型マノメーター PW型、PA型、SP型
特長
- U字型のゲージ管(ガラス管)内に水を入れ、液柱(液面)の高さを読み取ります。測定対象物により、差圧、ゲージ圧等の圧力を計測します。
- SP型は、単管型タイプでU字型の片側の径を大きくすることにより、液柱差の読み取りを1本のゲージで行う単管式のマノメーターです。
U字管マノメーターの液体の読取位置(メニスカス)
ゲージ管内の毛細減少により、液体の表面張力によって持ち上げられたり、引き下げられたりします。
- 差 圧:接続口左右の両方に圧力源を接続しゲージ管の左右2本の液柱差を読み取り、測定をします。
- ゲージ圧:接続口左右の片方に圧力源を接続しゲージ管の左右2本の液柱差を読み取り、測定をします。
PW型 (PWW型)
- 木製ベースに目盛板とガラスゲージ管のシンプルな構造で低価格なU字型マノメータです。
- 目盛板呼び長は、100~2000kPaまで各種ご用意。最小目盛は、0.01kPa、0.02kPa。※kPa目盛です。
- 作動液は水(PWW型)です。※作動液は付属しておりません。蒸留水をご使用下さい。
- カバー、ドレンコック付きもございます。
PA型 (PAW型)
- 本体ベース、接続口が金属製で構成された堅牢な構造の金属パネル型U字型マノメータです。
- 目盛板呼び長は、100~2000kPaまで各種ご用意。最小目盛は、0.01kPa、0.02kPa。※kPa目盛です。
- 作動液は水(PAW型)です。※作動液は付属しておりません。蒸留水をご使用下さい。
- 接続管の種類、材質に応じて継手を選択出来ます。(ゴム管用、PT1/4メネジ用、Φ6金属管用)
- カバー、ドレンコックを標準装備。
- スタンド付きもございます。
SP型 (SPW型)
- 単管型タイプなので、液柱差の読み取りを1本のゲージで行えます。
- 本体ベース、接続口が金属製で構成された堅牢な構造の金属パネル型単管式マノメータです。
- 目盛板呼び長は、300~2000kPaまで各種ご用意。最小目盛は、0.01kPa、0.02kPa。※kPa目盛です。
- 作動液は水(SPW型)です。※作動液は付属しておりません。蒸留水をご使用下さい。
- 接続管の種類、材質に応じて継手を選択出来ます。(ゴム管用、PT1/4メネジ用、Φ6金属管用)
- カバーを標準装備。
- スタンド付きもございます。
概略仕様
<U字型マノメータ>3003.0kPa1.5~0~1.5kPa13ml
作動液 | 型式 | 呼び長 | 測定範囲 | 目盛板 | 最小目盛 | 作動液量 |
---|---|---|---|---|---|---|
水 | PAW PWW |
100 | 1.0kPa | 0.5~0~0.5kPa | 0.01kPa | 6ml |
200 | 2.0kPa | 1.0~0~1.0kPa | 10ml | |||
500 | 5.0kPa | 2.5~0~2.5kPa | 20ml | |||
800 | 7.8kPa | 3.9~0~3.9kPa | 30ml | |||
1000 | 9.8kPa | 4.9~0~4.9kPa | 41ml | |||
1500 | 14.6kPa | 7.3~0~7.3kPa | 0.02kPa | 77ml | ||
2000 | 19.6kPa | 9.8~0~9.8kPa | 100ml |
<単管式マノメータ>水SPW3002.9kPa0~2.9kPa0.01kPa
作動液 | 型式 | 呼び長 | 測定範囲 | 目盛板 | 最小目盛 |
---|---|---|---|---|---|
500 | 4.9kPa | 0~4.9kPa | |||
800 | 7.8kPa | 0~7.8kPa | |||
1000 | 9.8kPa | 0~9.8kPa | |||
1500 | 14.7kPa | 0~14.7kPa | 0.02kPa | ||
2000 | 19.6kPa | 0~19.6kPa |
※販売品には作動液が含まれておりません。蒸留水をご使用ください。
※SP型マノメータはカバーが標準装備されております。
マノメータオイル(マノメーター専用液)
マノメーター専用液として赤色に着色してあり、低蒸発性で読取がしやすくなります。
- 容量:200ml
- 比重:1.02(20℃)
- 今製品は、ガラス「ゲージ管」専用です。