粘弾性測定 MCRレオメータシリーズ

特長

技術的特長

  • パワフルなシンクロナスECモータードライブ
  • 最新のDSP(デジタル信号処理)技術を採用したデジタル装置
  • 特許取得済みのノーマルフォースセンサーを装着した高精度なエアベアリング
  • トゥルーギャップ(TruGap™):ギャップ測定用の革新的システム(特許取得済み)
  • トゥルーレート(TruRate™):回転及びステップ歪みテスト時のサンプル状態に適応
  • トゥルーストレイン(TruStrain™):リアルタイム位置制御を開発することで高速かつ正確な歪み制御を実現(以前のDSO)
  • 見やすいカラーディスプレイ
  • 様々な測定に適した優れた機能を備える各種MCRモデル

使いやすさ

  • ToolmasterTM:測定システム及びアクセサリーを自動認識する特許取得済みシステム
  • クイックコネクトカップリング:片手で簡単に装着が可能な測定システム
  • T-ReadyTM:サンプルの温度平衡を検出し、通知することで待ち時間を短縮
  • コンピュータ/ソフトウェアへのUSB接続
  • あらゆる用途に適した広範囲にわたる測定システム
  • 社内ネットワーク経由でシステムをリモート制御できるイーサネット接続
  • レオメータソフトウェア:21 CFR Part 11に準拠したユーザーフレンドリーなアプリケーションソフトウェア

様々なアクセサリー

  • -150 °C~+1000 °Cの温度制御用アクセサリー
  • DMA及びDMTA測定、レオオプティックス、磁気レオロジー、電気レオロジー、界面レオロジー、UV硬化などの様々なアプリケーションに適した各種アクセサリー

概略仕様

技術仕様 単位 MCR 102e MCR 302e MCR 502e Power
ベアリング設計 - 空気、微細孔カーボン
モーター設計 電子整流式(EC) - 永久磁石同期モーター
変位トランスデューサの設計 高分解能光学式エンコーダ
法線力測定設計(US Pat. 6167752 1996) 360 °容量センサ、非接触、ベアリングに完全統合
ベアリングと法線力センサのアクティブ熱管理 なし あり
作業モード 複合モータートランスデューサ(CMT)
最小トルク(回転) nNm 5 1 100
最小トルク(振動) nNm 5 [1] 0.5 50
最大トルク mNm 200 230 300
最小偏向角(設定値) µrad 0.5 0.05
最大偏向角(設定値) µrad
最小角速度[2] rad/s 0
最大角速度 rad/s 314 220
最大速度 1/min 3000 2100
最小角周波数 [3] rad/s 10 -7
最大角周波数 [4] rad/s 628
最大周波数 Hz 100
法線力範囲 N -50~50 -70〜70
温調システムサポートプレートあり(WESP / Space) [5] - なし オプション なし
温調システムサポートプレートなし(WSP)
寸法(幅 x 高さ x 奥行) mm 444 x 678 x 586
重量 kg 42 46 47
その他の機能
ソフトウェアの遠隔操作が可能な装置ディスプレイ(機械的・電磁的干渉防止のために測定センサーから独立) - あり
直接ひずみ/ストレスコントローラー
TruRate™ / TruStrain™(サンプルアダプティブコントローラー) オプション あり
生データ表示機能(LAOS、波形)
法線力プロファイル(設定及び読み取り) あり
速度プロファイル、タック、スクイーズ オプション あり
自動ギャップ制御/設定(AGC/AGS) あり
測定治具の電子トリムロック
全自動温度校正
TruGap™(実測ギャップの永久制御)(US Pat. 6499336 2000) オプション
T-Ready™ [6](サンプル温度平衡時間の検出)(US Pat. 8904852 2011) あり
Toolmaster™(治具とアクセサリの測定、ゼロギャップの保存)(US Pat. 7275419 2004)
測定治具用QuickConnectカップリング(片手操作、ネジなし)
トリミングミラー(360° サンプル死角防止)
装置の3点支持(工具を使用せずに片手で調整するための3本の頑丈な脚)
測定セルの取付用3点支持(ぐらつき防止、セル交換後の位置ズレなし)
最大温度 °C -160~ +1000
最大圧力範囲 bar 最大1000
ねじれと引張のDMAに対応 - あり
トライボロジーに対応
粉末流動・せん断レオロジーに対応
  • [1] TruStrain™ オプションの有効化で2 nNm
  • [2] せん断応力制御(CSS)モードの場合。測定ポイントの継続時間とサンプリングレートに応じた、せん断速度制御(CSR)モードの場合。
  • [3] 理論値(1サイクルあたりの持続時間=2年)
  • [4] 多波機能(測定システムとサンプルに応じて942 rad/s (150 Hz)またはそれ以上)を使用することで、さらに高い周波数も可能
  • [5] 温調システムサポートプレート(フランジ)下の作業スペースを拡張
  • [6] 使用する温度制御システムにより異なる