食品等の「人が見たまま」の色を高精度に画像撮影し、
色の違いを分析し、データとして定量化する検査装置
色・質感の変化も測れる 、匠の眼を持つ卓上型2次元色彩計
食品、塗装、化粧品等の様々な産業・ビジネスにおける「色合わせ」の悩みを一挙解消
特長
- 計測時間を大幅短縮 カメラによる撮影方式なので、撮影から計測、結果表示までが従来のスキャンタイプの検査装置に比べて劇的に速くなります。
- 微細な絵柄や質感まで比較 複雑で細かい柄の色・絵柄あわせのほか、光沢 、 ラメ感、透明感などの微妙な質感までも比べることが出来ます。
- 省スペースなコンパクト卓上型 設置しやすい省スペースなコンパクト卓上型。拡散照明で均一な照明条件が整う。
- 測定対象と非接触 測定対象と接触しないため、液体や食品等も測定可能です。
時間経過による色・質感の変化をデータ化します
Step1
測定対象物を準備し撮影します。液体も測定可能です。
Step2
時間毎に測定し、データを取得します。
Step3
取得したデータを解析。基準品との一致度を測定
Step4
時間経過による色・質感の変化が数値化され、「変化」の検査が可能になります。
(表は時間経過によるビールの泡の変化の一例です)
用途
- 食品業界:焼き色測定、アイス等液体の色管理
- 建築・建設業界:塗料・インク・金属業界の色管理
- 美容業界:化粧品の測定
- 自動車業界:部材の色合わせ
測定原理
食品の測定:検査対象で、測定対象とする範囲を指定します。ここで指定した範囲の測定を自動計測し、色分布が表示されます。 質感を含んだ色の違いは独自の色分布一致度で表示されます。
色分布一致度:独自の判定方式です。測定領域の1 ピクセル毎の色情報をxy色度図 にプロットし、積算データとして表現します。(右図は色の積算データの3Dイメージ)基準品と測定対象のデータを比較し、積算データの全体に対する、重なり合った割合を「色分布一致度」と呼びます。
基準品の色分布 測定対象の色分布 基準品と測定対象の色分布の重なりが色分布一致度
概略仕様
機種
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PPLB-410 |
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総画素数 |
約1200万画素
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有効画素数
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4112(H)×3008(V)
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画像取込時間
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1.5秒以内 |
S/N比 | 60dB以上 |
レンズマウント | Fマウント |
外形寸法
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450×340×660mm |
質量
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約30kg |