OECDガイドライン推奨機種
自然太陽光に最も近似した紫外線を安定的に細胞に照射
安全性研究などの光毒性試験やROSアッセイ(化学的光反応性試験)に最適
製品概要
- 光毒性試験用太陽光照射装置の1号機は公的試験機関に採用されました。その後、試験結果が評価され、多くの製薬メーカー様の安全性研究部門にて採用されています。
- 光毒性試験用太陽光照射装置「SXL-3000V2」は、自然太陽光に最も近似した紫外線を安定的に細胞に照射する装置です。
- そのため、製薬メーカーに限らず、化粧品メーカー、食品メーカー、その他の安全性研究などの光毒性試験やROSアッセイ(化学的光反応性試験)に最適です。
OECDガイドライン推奨機種
従来の動物実験では陰性の物質が、細胞を使った光毒性試験(in Vitro)の結果が陽性になることが多く、これまでの細胞毒性試験の正当性が問題視されています。そこで今までの光毒性試験の代替として、細胞を使わず試薬水溶液のみに紫外線を含む光を当て活性酸素を検出する方法がガイドラインに謳われています。
従来の動物実験では陰性の物質が、細胞を使った光毒性試験(in Vitro)の結果が陽性になることが多く、これまでの細胞毒性試験の正当性が問題視されています。そこで今までの光毒性試験の代替として、細胞を使わず試薬水溶液のみに紫外線を含む光を当て活性酸素を検出する方法がガイドラインに謳われています。
※現在、「SXL-2500V2」は、光出力の安定性を高めた「SXL-3000V2」として発売しています。
太陽光照射装置「SXL-3000V2」は、光出力の安定度向上のために「SXL-2500V2」から改良を行いましたが、出力される光の性能には変更を行っていません。そのため、「SXL-3000V2」は「SXL-2500V2」と光の性能・分光分布は同じです。
このようなお悩みに!
- 光遺伝毒性試験用・光細胞毒性試験用光源装置を導入したい。
- 化学的光反応性試験(ROSアッセイ)用光源装置を導入したい。
- 光毒性試験・ROSアッセイをしたいが、どの光源を使用すれば良いかわからない。
- 光毒性試験用装置を導入しているが、思ったような結果がでない。
- 現在使用している装置の性能、使い勝手が良くない。
- 使用している装置は海外製なのでサポート・メンテナンスが心配。
- 動物実験の代替試験を検討している。
特長
自然太陽光を限りなく忠実に再現!
⇒分光分布及び試験波長域を限りなく太陽の光に合わせています。
光に含まれるUV-Aの照射量は2.5mw/c㎡以上!
⇒UV-Aの分光分布は315~400nmの範囲において、2.5mw/c㎡以上の照射量が可能です。
赤外線による熱は、ほぼ完全にカット!
⇒キセノンランプから出る光には赤外域も含まれますが、防熱フィルタ(IRカットフィルタ)で赤外線をカットしております。
照度調節、照射距離が自由自在!
⇒照度は100~50%の範囲内でボリュームつまみによる連続調光が可能です。また、照射距離も自由に設定できます。
光の安定性・場所ムラに優れ効率の良い光毒性試験を実現!
⇒光の安定性に優れ、場所ムラも良く、有効照射範囲も広く取ることが可能です。
オーダーメイドも可能!
⇒オプションによりお客様のご希望に沿った仕様にて作成することも可能です。
「お墨付き」だから安心!
⇒ガイドライン作成の段階から光源を提供し、多くの実証試験を経てガイドライン「OECD495」に掲載されました。
用途
- 医薬品、化粧品、食品及び化学物質の光毒性試験
- ROSアッセイ(化学的光反応性試験)
光毒性試験とは?
光毒性試験とは主として医薬品、化粧品、食品及び化学物質のうち、吸光度測定によって紫外線領域に吸収が認められる物質、あるいは光細胞毒性試験で陽性と判定された物質についての安全性を確認するために実施される試験です。
光毒性試験とは主として医薬品、化粧品、食品及び化学物質のうち、吸光度測定によって紫外線領域に吸収が認められる物質、あるいは光細胞毒性試験で陽性と判定された物質についての安全性を確認するために実施される試験です。
分光特性
全波長の分光分布
紫外域の分光分布比較
概略仕様
形状 | 下向き照射形 |
---|---|
入力電源 | 3φ200V 50/60Hz |
入力電流 | 15A |
適合ランプ | 3000Wキセノンランプ |
有効照射範囲 | 350×350mm |
UV-A放射照度 | 2.5mw/c㎡以上(315~400nm) |
照度調整範囲 | 100~50%(無段階) |
場所ムラ | ±15%以下(目標値) |
制御方式 | 手動 |
冷却方式 | 強制空冷 |
使用温度範囲 | 0~30℃ |
使用湿度範囲 | 10~90% |
寸法 | 本 体 1700(H)×600(W)×648(D)(mm) 電源装置 400(H)×250(W)×500(D)(mm) |
重量 | 本体 90㎏、電源装置 27㎏ |
オプション | 紫外線強度計 (受光部・表示部、トプコン製) |
装置構成
- 照射装置本体(ランプを含む)
- 照射台(移動キャスター、ステージ)
- 電源装置
- 入力電源コード
- 照射装置側コード類(3m)